« まずは心構え | トップページ | 備蓄計画(1)食料 »

2005年6月 1日 (水)

心構え(2):危機のパターン分け

昨日、フランスでEU憲法が国民投票で否決されたのを受け、じわりじわりと下がり始めていたユーロが、一日で135円まで下げてしまった。つられて円も108円と円安へ。
このまま更にユーロが暴落し、円もふらつき、火薬を至る処ろに仕込まれた世界市場は一気にアメリカ不動産バブルを発火点に、世界恐慌〜世界大戦、1930年代へ逆戻りという、恐るべきシナリオもあったりする。早く、経済クライシスのオシャベリもしたいけど、とりあえずは引き続き、防災&防衛危機に対する心構えをもう一発。

ホトンドの方は、大地震に備え持ち出し用の非常袋などは既に常備なさっていると思う。
しかし、これはあくまで生命最優先の緊急の応急処置、せいぜい日帰り〜一泊の短期避難用、最低限これだけは自分で守りりなさいーということだ。
madamが前回紹介した『民間防衛』には、そんな安易な準備は防衛の範疇にも入らない。何故なら、想定される危機を周囲を異国に囲まれたスイスでは、大地震などの天災のみならず、異民族の侵入侵略、核戦争、巻き込まれ戦争、鉄道船舶航空機爆破、原発爆破放射能漏れ、国内テロ、クーデター、ストライキなど、ありとあらゆる危機に瀕した防衛対策が、語られているからだ。
特に重要なのは短期、中期、長期と期間毎に危機へ対処法を論ずることだ。つまり、、、

(1)短期:3日〜1週間分の食料、水と貴重品
大地震、災害などで局地一過性の危機。一時的な混乱があっても限定的で比較的復興が早く、政府等公的機関からの援助が早期に期待できる場合

(2)中期:1〜2ヶ月分の食料、生活必需品
これは何かしらの戦争、封鎖があって、輸入が制限された時、販売禁止、在庫は配給もしくは政府の管理下に置かれる場合
食料自給率がわずか30%、エネルギー、食料をほとんど輸入に頼っている我が国は結構深刻だったりして。。。
米、小麦、砂糖、とうもろこし、豆、油、果物、肉、魚などが対象
また、石けん、洗剤、ガソリン、なども指定されてたりして

(3)長期:1年以上
核爆発による放射能汚染 チェルノブイリ事故に見たように飲料水 肉、魚、野菜の生鮮食品は長期にわたって汚染されつづける 
地下水 湧き水は安全とされているが、牛乳 乳製品は深刻なダメージ
子供、乳幼児は特に影響を受けやすい 粉ミルク、濃縮ミルクは必須

さて、(1)は想定できるとしても戦後ずっと平和と繁栄を謳歌してきた私たちには、(2)(3)はやはり映画やSFの世界としか認識できないってのが、すなわち平和ぼけ、危機意識欠如の確たる証拠。我々はコト何か大事故があった場合、政府の対応のマズサをよく非難するが、危機管理がなってないというのは個々人に対しても同様に当てはまるだろ。
権利ばかり主張して、自らの義務には一切触れないってのは、どこぞの政党体質に似ている。何度も繰り返して言おう!

もはや、『危機管理は国民としての義務』!!

〜蜂蜜はいつも流れ出ているわけではない〜(P34)

ここ最近、大きな地震を数回目の当たりにした私たちなら、他力本願的な救助を政府や公的機関にすべて依存することが、どんなに不自由で我慢を強いられるか知っている。一個のおにぎりを求めた長蛇の列、毛布の奪い合いなど、そこには相互扶助的な美しい人間の姿ばかりでは決してなかった。他人の善意はありがたいが、できるなら事前に多めに準備しておいて、自分が究極の場合に置かれても何かしらの善意を施せる側に立てたらいいなと、madamはやっぱり思ってしまうからだ。全依存体質から、自立へ、そして理想を云えば、そう、近くの小さな子供を抱えたおかあさんやひとり暮らしのご老人などを励まし助け合える、どんな時でも与えられる側へ立てたら、ステキだろうなって!

またパニック状態になった人間ほど醜いものはありません(仕方ないけど〜)。自分だけ良ければいいという、非常事態が発令されて後の売り渋り、買いあさりは、双方とも反社会的行動です。モノがたっぷり溢れている現在だからこそ、計画的に揃えておきましょう。

モチロン、備蓄対策は長期になればなるほど出費がかさむので各自の経済状態にもよるけど、せめて(2)の中期対策を皆さまで目指してみませんか?
そしてもし、ひとりでも多くの方がこのような考え方で日々過ごしていれば、どんな危機下に置かれても、も少しまともな人間関係が見られるのではないかと期待しつつ。。。

防災&防衛に対する備蓄カテゴリーは、大雑把に以下のように分類します。

(a) 水道、ガス、電気等、ライフラインが崩壊した場合

一番復旧に時間がかかるのは水道だと云われています。
水は飲用、生活用水など、一日当たり家族ひとり各2リットル、計4リットル
先のブログで述べましたように、madamんちでは飲料水はちょっと多めに一ヶ月分ほど備蓄するようにしています。これをできれば3ヶ月分まで持っていきたいと思ってますが。。。
古いペットボトルや灯油タンクなどに生活用の水道水を常時貯めておき、週に1回くらいは取り替えましよう。やっぱり毎日2回は、洗顔したいし〜。
ガスはカセットコンロとガスボンベ、
電気はろうそく、懐中電灯、電池のストック、携帯電話の簡易充電機

(b) 衛生&下着類

洗濯できないのは致命的!生理用品&インナーは必須。madamは、紙パンツを大量買いして、非常袋にも入れてます。
乳幼児のいらっしゃる方は、オムツ類も必須
トイレットペーパー、ティッシュなども多めに常備

(c) 医薬品等
各自必要に合わせて。キズバン、消毒液等 
耳栓 アイマスク (避難所用) 大判のバスタオル 空気マクラ

(d) 食料品(一人当たり)
米 2キロ 
麺類 2キロ
オイル 1リットル
砂糖 2キロ
その他 小麦  塩 醤油 みそ 豆 缶詰類 (肉 魚) ジュース(野菜 果物) チョコレート スキムミルク 粉チーズ

(e) 特殊
防毒&ガスマスク 酸素ボンベ
ビニール袋大(ゴミ袋):防寒にも、細菌、放射能から体を守る 10枚単位で
軍手 ビニール手袋 厚手の靴下 帽子(防災頭巾?)
ラップ(臨時用)
簡易トイレ

(f) madam仕様スキンケア
ま、、、こちらは非常用ってわけでもありませんが、在庫で1年は自作できるでしょ!
精製水 (10本)
ウオッカ(5本)
ドライハーブ、またはベランダのハーブ
オイル(クリーム用)数本
ミツロウ (100グラム)
グリセリン
無水アルコール ひと瓶
お気に入りソープ(20個)
ラベンダー精油 ティトリー精油
クレイ
綿棒 コットン

。。。。と、まあ書き出してしまいましたが、ところで困った!
何がって、そうこれらの置き場所!
ーで、結局、お家の中を片っ端から片付けすることになりましたトサ!

クローゼットの中、ベッドの下、ソファーの下など、長持ちするものはありとあらゆる場所で備蓄します。
さてさて、他にもあるかなぁ〜。

|

« まずは心構え | トップページ | 備蓄計画(1)食料 »

防災&危機防衛」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110528/4370323

この記事へのトラックバック一覧です: 心構え(2):危機のパターン分け:

« まずは心構え | トップページ | 備蓄計画(1)食料 »