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2005年9月25日 (日)

天の岩戸開きと憲法改正(1)

突然の嵐と雷雨が襲った911の東京圏、日本も、テロか巨大ハリケーンに襲われたかのようだっだ。
雷の轟きが、悲鳴のようにも聞こえた。
翌日、天下分け目の戦さの後、自民圧勝とともの晴天、ガラっと違う空気が流れていることに驚いた。

日本は十数年の抵抗の末、見事、受胎に成功したようだ。日本的という云われるマイナスの情緒のDNAを切り捨て、シナ大陸からの華夷秩序への誘惑も断ち切り、合理性効率性を重きを置く、アングロサクソン的DNAを受け入れたのだろう。

何か国が、マルゴト、異なる相にシフトしたようにも感じる。あらゆる関係に生じた緊張感。
我々がどんなに過去の日本の幻にしがみつこうとしても、この国という母胎の中では、新しい日本が着実に脈打ち始めているようだ。
「改革を止めるな」の大号令の傍で、先日、護憲派代表の後藤田氏が亡くなられたのも象徴的だ。自民党念願の改憲、もしくは新憲法制定実現に向けても、確実にゆっくり歩みが始まるのだろう。

私が尊敬する片岡鉄哉先生は、ここ数年の出来事を日本が近代国家として新生した頃の、明治維新に重ねてよく語られていた。
黒船の来航が、十数年来の構造改革という、一連のアメリカからの改革圧力や中国の台頭に相当、そして雌雄を決した鳥羽伏見の戦いが、水面下で行われた旧経世会はずしといったところ。
当時の日本も荒波逆巻く国際世界での生き残りを賭けて、このようにある意味力づくで、維新の志士たちは、近代国家を築いていったのか。挙党一致体制の小泉自民党に、その熱き血潮を垣間見たような気がする。

反面、日本が日本でなくなるという悲観的な意見も多いが、決してそうは思わない。
日本人の真の美徳DNAに、合理性と効率性を加味すればいいだけだし、外海の冷たさに震えてばかりいないで、同じ土俵でも互角以上に闘えるケンカのテクニックを身につけていけばいいんだろ。
また、余りにも楽観的な、馬鹿とも疑うお人良しさの代わりに、北鮮なみの狡猾さという智慧をも加味し、現実的な視点に立って、高次方程式を解く訓練をすればいいだけ。

例え、世界に嫌われるほどに国益を優先して、何が悪いのかと思う。
国益は我々国民の利益だ。我々の利益が、他の国々への利益に循環するシステムがあればいいだけ。
他の木々の日光が遮断するのを怖れていては、決して大木にはなれない。大木の使命を果たすには、ある程度の非情さも必要だ。賭博が世界のスタンダードであるなら、日本も賭博師としての腕を磨くのが先決なのだろう。

倹約、質素、清貧も、日本的美徳のひとつだったが、無欲と貧乏は違う。金持ちが天国に入れないという呪縛からも、そろそろ解き放されるべきだろう。
豊かになることは罪ではない、善である。貧困こそ悪であり、豊かさを目指すことによって消失する悪は、山ほどある。物質的豊かさと、精神的豊かさを比例させてこそ、真の成功者と言えるのだろう。

注目の広島6区の「金ですべて買える」と豪語していたあのキラワレ青年社長も、なんだか落選後、彼も彼なりに成長したような、ちょっとすがすがしく感じたのは私だけだろうか。
亀井氏の「金がすべてではない」の当たり前すぎる演説にうなづく老人たちに、妙な貧乏肯定の屈折した感情を感じた。
また、得票数の比率を云々と分析し、これまた負けたことの自慰行為に走った落選者よりも、「勝たねば意味がない」と言い放った青年社長の方が、いさぎよく見えた。
彼のどん欲さが本物のどん欲さにまで昇華し、人心掌握術まで研究するに至るなら、ひょっとしたらおもしろい政治家になる日が来るかもしれない、、、なんて密かに思ったりした。

ミモレット解散の真の狙いが、実は、郵政民営化を隠れ蓑にした国家の存亡を賭けた、「新生日本」のための大勝負だったのではないかと思う。
ーでなければ、いくら変人狂人と揶揄されても「殺されてもいいー!」と言い放った鬼気迫る小泉首相のオーラと、熱狂した有権者、しかも歴史的な自民圧勝という想像を上回る結果には、どう分析したって、なかなか適切な答えが見つからない。
実際、倒閣、政権転倒まがいの気配が国外勢力とつるんであったようだし、選挙中に近海で展開された中国軍艦の威嚇は、明らかな内政干渉だろう。我が国は、我々には明かされていないだけで、元寇に匹敵するくらいの国難に遭遇していたのかもしれない。
しかし、なんかしらの日本を救おうとなさった神々の御意思であろうか、今回も神風の突風が吹いたとしか思えない。
そう、誰もが予期せぬ自民の圧勝は、これを機に新生日本の骨格作り、つまり、具体的には税制改革と憲法改正の二つを為せとの、神々のご意志なのではないかと、つくづく思うのだ。

そう、我々は、今まさに、ふたたびの天の岩戸が開く瞬間に立ち会っているのではないか。。。?

日本が敗戦を受け入れた後60年もの間、天照さまは、高天原の岩戸にお籠りになってしまっていた。
世は乱れ、人心は左右ちりぢり、しかも絶えず周囲からの脅威に脅かされ、まるで沈みゆく泥舟のよう。

しかし、ある日、周囲のトツ国の反日むき出しの行動に、忘れていたものを思い出すかのように多くの人々が、危機に瀕した自分たちの日本という国家の枠を意識し始めた。
そしたら、まるで洗脳が解けるように、靖国神社の持つ意味を悟るようになったのだ。

選挙のお祭りのような馬鹿騒ぎ。しかし、老若男女、マスコミがなんと評しようが、こんなに多くの人が政治に関心を持ち、こぞってそれなりに日本のあり方に一票を投じようと、行動したことは事実だ。

さて、似たようなシーンが、確か日本神話の中にもあった。

個人的に信仰を持つ私は、良き事悪しき事、すべての結果に尋常ならざる存在=神仏の意思を鑑みないわけにはいかない。以下に謹んで、かなりの思い込みと希望的推測を交えて、神仏の意図を忖度してみたいと思う。

天の岩戸の前で、神々は集い、知恵者思金(オモイカネ)は、”天照さま復活プロジェクト”を講じた。
招来のための必須アイテムは、まずは、三種の神器のうちのふたつである。それは、汚れなき真心を映す鏡=『八咫鏡』と、人心調和を意味する勾玉=『八尺の勾玉』であった。

選挙中、争点にしないと公言された靖国神社。8月15日には、なんと今年は20万を超える人々が集った。そこで、人々が捧げたのは、過去から今日まで日本国を守ってくださった英霊の方々への感謝と慰霊。その”まことの心”は、磨かれた鏡のように一点の曇りもなく、皆の心はひとつひとつが勾玉となって、一本の糸に束ねられた。
古えの勾玉とも結ばれた見事な珠飾りは、時空を超えて、天照さまに捧げられた。

更に神話の世界では、芸能の起源ともなった、天宇受売(アマノウズメ)サマがストリップまがいの踊りを献上して、民衆を狂喜乱舞させ、天照さまの関心を惹こうとするシーンがある。
腹を抱えた豪快な笑いと拍手は、邪気を払うに有効だ。
ときを告げる長鳴マスコミ鳥も、「改革!」「改革!」と、囃し立て祭りを盛り上げた。

そう、劇場型選挙と呼ばれた今回の出し物は、まさに日本国民総出演で、高天原どころか、世界の国々の神々をも引き寄せた一大ショーとなった。
ーとすれば、”くのいち”とか”おんな刺客”とか騒がれた女性候補たちは、アメノウズメ=ダンサーズといったところか。。。。?

故に、憲法改正も射程における足がかりを結果として自民党にお与えになったのは、やはり、天意が働いたと考える方が素直である。また、それが天意に応えられない場合は、即、神は異なる天の配材を施されるだろう。

ーと、考えれば小泉首相の役柄は、作戦を練った思金(オモイカネ)か、もしくは、岩戸を力づくでこじあけ天照さまを呼ぶ”田力男(タヂカラオ)”か?

9条の改正は、三種の神器のひとつ、奪われて久しい”草薙の剣”(天叢の剣)の奪還を意味するだろう。
そもそも天照さまがお隠れになったのは、弟の素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴が原因だった。
”草薙の剣”は、後にスサノオから、和解のために天照さまに献上されたもので、ヤマタノオロチの退治、ヤマトタケルの物語で知られるように、邪鬼と闘う武器であり、燎腹から日本を守る軍神的役割を果たしていると言っていいだろう。神々にも、邪悪と戦う軍隊は当然ある。やはり、”まこと”と”仲良し”だけでは、生きていけないのだ。

また、岩戸からお顔を覗かせた天照さまを完全に日本に呼び戻すには、もうひとつ、”しめ縄”という小道具も、必要だ。これは、何を意味するか?

しめ縄を張り巡らせた場所は、邪気を払う結界を意味し、神の宮、聖域を示す。
そして、政りごとは、祭政一致、本来、神を祀り、祭司を行うことだった。
巨大与党といわれる勢力から、また、政権という政りごとの場から、一刻も早く邪を追い出し、聖なる政界再編を望むところだ。

では、天照さまが今回お戻りになる”中つ国”新生日本とは、どのような性格、体躯を持つものであろうか。

これは、”やまと”と、アジアデビューを果たした”日出る処の国日本”と、西欧デビューを果たした”大日本帝国”と、今のアメリカの庇護下での”日本”の神話過程を分析すると、何かしらの天意を伺い知ることができそうだ。

剣を得、庇護を離れ、再び本格的世界デビューを果たそうと試みる”新生日本”が、どのようであるべきか、私なりに、新しい神話のキャラクターを考えてみたいと思う。

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日々お世話様です。いつもHP拝見しております。昨年、念願叶って自費出版の運びとなりました。10月中旬より各書店にて販売してます。若き日の神楽師の物語でタイトルは「お神楽初恋巡演記」です。いち早く岩手県立美術館&図書館&博物館のライブラリー・書庫で配架になりました。また情報誌悠悠そしてFM岩手「岩手の本棚」でも紹介されました。昨年は新聞掲載はデーリー東北&盛岡タイムス&毎日新聞が取り上げくれました。今年は岩手日報&日本農業新聞&朝日新聞&観光経済新聞で掲載されました。詳しくはブログ神楽童子「お神楽初恋巡演記」(http://blog.goo.ne.jp/juriyo_1955)参照願います。神楽を愛する多くの皆様に読んで欲しいと思ってます。

投稿: 神楽童子 | 2010年3月17日 (水) 22時35分

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 21日、開会しました特別国会の首相指名選挙では、郵政民営化法案に反対し非公認となった無所属衆院議員13人のうち12人が小泉純一郎首相に投票し、衆院で7割を超す340人が「小泉与党」を宣言しました。  小泉首相の首相指名率は、自民党の歴史で最多とされるものです。ちなみに、衆院の首相指名選挙で、有効投票の7割を超える票を得た例は、過去2回あるそうで、47年の片山哲首相(社会党)は、426人中420人(9... [続きを読む]

受信: 2005年9月28日 (水) 15時18分

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