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2010年2月14日 (日)

ノアの方舟は「地球のひィのち」を守るノダ

世間を騒がした世紀の朝敵大捕り物帳。

オ縄尊師の不起訴で幕閉じした感のある第一章だが、
まだまだ続きがありそな予感。。。
それでは、、と幕間に、
先月末のポポの例の『七つの大罪と24のいのち』演説の文言で、
何箇所かかなり気になった部分があったので記録しておこう。

まずはいつもの日本解体赤化計画は置いといて、
ポポお得意の耳ダコフレーズから始まる箇所。
まるで”生きててごめん”ーと懺悔し、
明日にでも地球が滅亡してしまいそうな悲壮感が漂う。

7th

第174回国会における鳩山内閣総理大臣施政方針演説から抜粋
 平成22年1月29日

....地球のいのちを守りたい。

この宇宙が生成して百三十七億年、地球が誕生して四十六億年。

その長い時間軸から見れば、人類が生まれ、そして文明生活をおくれるようになった、いわゆる「人間圏」ができたこの一万年は、ごく短い時間に過ぎません。

しかし、この「短時間」の中で、私たちは、地球の時間を驚くべき速度で早送りして、資源を浪費し、地球環境を大きく破壊し、生態系にかつてない激変を加えています。

約三千万とも言われる地球上の生物種のうち、現在年間約四万の種が絶滅していると推測されています

現代の産業活動や生活スタイルは、豊かさをもたらす一方で、確実に、人類が現在のような文明生活をおくることができる「残り時間」を短くしていることに、私たち自身が気づかなければなりません。

私たちの叡智を総動員し、地球というシステムと調和した「人間圏」はいかにあるべきか、具体策を講じていくことが必要です。
少しでも地球の「残り時間」の減少を緩やかにするよう、社会を挙げて取り組むこと。

それが、今を生きる私たちの未来への責任です。

本年、わが国は生物多様性条約締約国会議の議長国を務めます。

かけがえのない地球を子どもや孫たちの世代に引き継ぐために、国境を越えて力を合わせなければなりません。

◇◇◇

どうも地球にとって害虫でしかない人類は、地球のいのちを守るために新たなシステムの中ー「人間圏」ーとやらに放り込まれるらしい。
そして、その世界各国挙げての具体策が、『生物多様性条約』

2010年は国連で『生物多様性年』と定められ、これに関する国際会議が、今年10月、日本の愛知県名古屋市で開催予定なのだ。

環境面から、生物の種の保存を表向きのメインテーマとして、多様性と名付けた遺伝子組み換え作物の国家間の取り扱いに関わるルールの決め事らしい。

生物多様性条約締約国会議

生物多様性条約を締結(批准)した国による会議(COP MOP5)

Mop5

1992年条約制定時のいわゆる南北対立の結果、資金メカニズム、クリアリングハウスメカニズム、バイオセイフティなど条約実施のための詳細が積み残しとなった事項が多く、これらは締約国会議に委ねられた。
1994年から1996年までは事務局など条約実施体制の基礎固めのため毎年開催されていたが、その後は2年に1回の開催となっている。また、バイオセイフティなど課題の必要に応じて、特別締約国会議(Extraordinary Meeting of the Conference of the Parties: ExCOP)も開催されている。

2000年にはバイオセイフティに関するカルタヘナ議定書が採択され、2004年に発効している。また、2002年のCOP6(ハーグ)では、「2010年目標」が採択されている。この目標は、現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させるというもので、同年に開催されたヨハネスブルグサミットの実施計画にも盛り込まれた。

日本では、2010年に開催されるCOP10およびカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COPMOP5)の招致について07年1月に閣議了解し、国内開催候補地を愛知県・名古屋市に決定している。
なお、2010年は「生物多様性2010年目標」の達成年であると同時に国連の生物多様性年とされる予定もあるなど生物多様性に関して国際的に節目の年と位置付けられる。

カルタヘナ議定書

遺伝子組換え生物(LMOまたはGMO)の国境を越える移動について一定の規制が必要であることを決議したもの。
1995年に開催された生物多様性条約第2回締約国会議で合意され、1999年コロンビアのカルタヘナで開催された特別締約国会議で議定書の内容が討議されたのち、翌2000年に再開された会議で採択された。正式名称は「バイオセイフティに関するカルタヘナ議定書」といい、名称は会議開催地にちなむ。2004年2月19日に発効し、2006年2月現在、132の国及び地域が批准・締結している。

議定書は、LMOの輸出入(人間用の医薬品を除く)に当たり、

(1)栽培用種子など環境に放出されるものについてはLMOと明記し、輸入国の合意が必要、
(2)食用・飼料用・加工用の作物については、開発国・利用国はバイオセーフティに関する情報交換機構(BCH)に通報する義務を負い、輸入国が求めれば(1)と同様の合意手続きが適用される、

などを主な内容とする。

日本は同議定書を国内で実施するため、2003年6月に「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)を制定し、条約発効と同時に施行した。

◇◇◇

演説のこの箇所を聞いてピコーン♪と来たのが、旧約聖書の『ノアの方舟』。

地球規模の天変地異、迫り来る大洪水に、生存に必要な生物を舟に載せ、神に従順なノア一家だけがサバイバルしたという、あの話だ。

▼トルコ:アララト山 日猶同祖論の根拠ともされる5000m級の山
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今から3年ほど前の冬、10日間だったけどトルコ西半分を旅した。

カッパドキアの奇岩群に驚嘆し、道中、車窓から遠くにそびえるるアララト山を眺める。トルコはとっても親日国で有名。シルクロードのユーラシアの西端ともされる。日本の富士山に姿が似ているからと、この山、トルコ富士とも呼ばれ、旧約のノアの方舟が漂着した場所だという伝説がある。

近年、紀元前3000〜4000年前の糸杉製の構造物が発見されたとかで、にわかに伝説の信憑性が話題になっていた。

そういえば、最近もノアの方舟に関する記事あったっけなぁ〜とぐぐってたら。。。あらあら、ちゃっかり『グリーンピース・ジャパン』のサイトにあったヨ。

ノアの方舟、アララト山に再出現!
― 温暖化対策急務をアピール ー
 2007年5月
Green
>>トルコ東部のアララト山で、現代版ノアの方舟が出現しました。 旧約聖書の洪水にまつわる方舟伝説を現代に見立て、グリーンピースが、各国のリーダーに対し地球温暖化問題への早急な対策を求めて建設しているものです。

全長10m、横幅4m、高さ4mの木製の現代版方舟は、アララト山の山腹、海抜2500メートルの地点に設置され、5月30-31日には完成の祝典が予定されています。方舟の建設には、船大工のボランティアとグリーンピースのスタッフが関わっています。<<

グリーンピースがどういう団体(エコ圧力利権)かをご理解されるなら、どのような意図でノアの方舟のレプリカが建造されたのか、すぐに思い当たるでしょう。そう、”地球温暖化、異常気象、天変地異、地球が危ない”とイメージされるノアの方舟伝説は、地球環境問題ー、つまり

〜エコプロジェクト最強のプロパガンダとなるのだ!〜

まずはやり玉に上がったのが、CO2排出量。

CO2悪玉論ーは先進国新興国問わず、様々な産業の手足を縛る。
京都議定書失敗後も、地球温暖化防止に向け、エコカー、エコハウス、エコポイントetc.これでもかというくらいのカルトじみた、さまざまなエコ・キャンペーンが張られたのも記憶に新しい。

それでも、サブプライムMショック以降シュリンクしてしまった世界経済に、束の間のエコ・ミニバブルで穴埋め役を果たしたことは確か、、、。さらには排出権トレードを巡り、英国中心に凝りもせず新たなエコ・バブルを仕掛け、一気にマネーゲームが展開されるのかとの勢いー。

我らのポポたんも"鳩脳いにしあちぶ"を颯爽と掲げ、昨年末のCOP15にいざ出陣〜っ!!

ま、、、結果は皆さまご存知のア・レですけど。。。
歴史的犯罪ですとな!

コペンハーゲン会議、歴史的な合意ならず
 2009年12月19日
期待を裏切る犯罪的結果と、グリーンピース国際事務局長

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>>「この合意は公平でなく、意欲に欠け、法的な拘束力もない。世界各国の首脳たちはなすべき仕事を怠り、危険な気候変動の回避に失敗した。これは犯罪に等しい。人類が直面する最大の問題はリーダーシップの危機だということが明らかになった。とりわけ米国は、リーダーシップを示すどころか話し合いの足を引っ張った。

「科学者たちは、温室効果ガスの増加に歯止めをかけるにはあと数年しか残されていないという。科学は変えられないのだから、そのかわりに私たちは政治を変えなければならず、それには政治家を変える必要もあるだろう。...<<

◇◇◇

一方、クライメートゲート事件発覚で、地球温暖化説そのものの根拠が揺らぎ始めてきてしまった。今後、ますます虚偽が暴かれそうなヤバソな雰囲気。。。「都合良い噓」つきまくりのアル・ゴアさまも大恥こいて糾弾されるのかと、、、wktk♡

それにしてもどうする気だろうね〜、ポポたんのCO225%削減のお約束、、
ま、いっか。知〜らないっと!

地球温暖化データにねつ造疑惑
 09/11/26 NIKKEI NET
ヒマラヤの氷河は本当に消失するのか?
 10/01/22 NIKKEI NET

次に、COP-MOPの事務局長ジョグレフさんのご挨拶です。

シリーズ・もっと身近に! 生物多様性(第20回)
 EIC NET

日本国民の皆さま

事務局長 Ahmed Djoghlaf

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>> ... 会合では、遺伝子組換え生物(LMO)の国境を超える移動により生じると思われる損害について、その責任と救済についての法的拘束力のある規則と手続きに関する決議が採択されるものと思われます。

リスク・アセスメントを管理する手順の行程表に関する決議も予想されています。
COP/MOP5に向けた準備の中で、日本ではバイオセーフティの教育・研修に関する学術機関等による第3回目の国際会合が、2010年2月15~17日に筑波において開催されること...
バイオセーフティの研修に関し国際的に協力していく上で重要な会議となるでしょう。

今年10月のCOP/MOPで日本が議長を担うとして、遺伝子組換え生物(LMO)の移動、取扱い、そして使用上の安全性を確保するという議定書の目的を推進するため、一緒に取り組むことができることを楽しみに...<<

◇◇◇

さて、このCOP-MOPに深く関わるおふた方が、陰となり日なたとなり、壮大な「ノアの方舟プロジェクト」のメインキャラクターであることがわかる。つまり、、、CO2ネタのボケとツッコミ。地球滅亡の煽り担当と、一方でのノアの方舟建造と搭載食糧の選択保管担当。

もう一度、ポポの演説よりー

>> ...私たちは、地球の時間を驚くべき速度で早送りして、資源を浪費し、地球環境を大きく破壊し、生態系にかつてない激変を加え ....<<
>> 現代の産業活動や生活スタイルは、豊かさをもたらす一方で、確実に、人類が現在のような文明生活をおくることができる「残り時間」を短くしていることに ...<<

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そもそもノアの大洪水は、神をも怖れぬ人類の愚かな行為に怒髪天した神の裁きであり、ある意味、人類の仕分けであり、種の自然淘汰であった。

ーならば現代においても神が、豊かさを求め資源を食い尽くし、生態系をも破壊する様々な罪を犯し続ける人間に対し、やはり人類一掃の審判を下したってなんら不思議ではない、、、。

言葉を変えるなら、ノアの方舟伝説の本質とはとどのつまり、、、

神の意志による人類の粛清

ーだったりするのではないかいな、、、。

まるで神の意志を代弁するかの"〜地球のヒィ〜ッのちを守りたい〜"と、声を裏返してまで訴えたポポの、地球益という宇宙語の真意とは、そう、人類が直面している本当の深刻な問題の元凶が何なのか、段々と透けて見えてくるようだ。

つまり、今世紀半ばには100億にも達しようとする。。。

◇◇◇

「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」鳩山首相
 2010.1.14 17:01 産経新聞

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>> 鳩山由紀夫首相は14日、首相官邸で開かれた温室効果ガスの25%削減に向けたイベントであいさつし、「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」と述べ、独特の世界観を披露した。

 首相は「いま1日100種類の命が失われている」と指摘し、生物多様性の重要性を強調。その上で「人間が存在しているからこそ、このような地球になっていることを謙虚に認めなければならない」「地球を襲っている人間という生物が犯している大きな誤りの1つが、地球の温暖化現象だ」と語った。

 これまでも「国益も大事だが、地球益も大変大事だ」「日本列島は日本人だけのものじゃない」などと“友愛発言”を繰り返してきた首相。イベントでもその精神を強調したかったようだが、さすがに「その結論(人間がいなくなる)はとりたくない」との言葉を補うことは忘れなかった。 <<

世界の人口
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近代に入っての急激な人口爆発。

地球は果たしてこれだけの人類を養いえるかーと、地球のキャパの限界に挑戦シリーズ。

同時に、インド〜支那とアジアはもとより、特にアフリカ大陸での有色人口の急増は、絶対数においても民主主義の原則おいても、白色人種にとってはかなりの生理的脅威かもーとちょっと同情してみる。人種関連のイシューは、マル秘印の世界的タブーなのは言わずもがな。

画像:社会実情データ図録
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そこで"ノアの末裔”さんの登場!!

2009年5月5日、”グッドクラブ(善意の集まり)”と称する現代のリッチで責任感溢れる方々を召集し、無節操に増加し続ける人類に対し警鐘を鳴らしながら、一族の方々に協力を仰がれたそうな。。。

>>「人類の未来に立ちふさがる課題は多いが、最も急を要する問題は人口爆発である。現在67億人が住む地球であるが、今世紀半ばには100億人の可能性もありうる」
「このままの状況を放置すれば、環境・社会・産業への負荷が過大となり地球環境を圧迫することは目に見えている。なんとしても人口爆発の流れを食い止め、83億人までにとどめる必要がある。各国政府の対応はあまりにスローで当てにはできない。
潤沢な資金を持ち寄り、我々が責任をもって地球の未来を救うために独自の対策を協力して推し進める必要がある」 <<

なるほどね、これがつまり、ポポが唱えた

〜”地球益を配慮した『人間圏』"〜

と繋がるのか〜と妙に納得。

しかもね、、、。本物の"ノアの方舟”が、既に完成済みとあっちゃぁ〜、、、
アハハハ、、、アッパレ、もう笑うしかないっ!!

◇◇◇

▼北極より100kmほどに位置するノルウェー・
スピッツベルゲン島の種子貯蔵庫
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【2008年2月27日 AFP】「地球最後の日」に備えて地球上で最も重要な種子を保管することを目的に、スバルバルの種子保存施設が26日、北極の永久凍土層に開設された。
この施設にまつわる数字を紹介する。

  • マイナス18度:種子保管室内の設定気温。冷凍システムが故障しても永久凍土層のおかげで気温がマイナス3.5度を上回ることは決してない。
  • 0人:施設で働く人の数。施設は行動探知機とカメラを通じて、常に遠隔監視の下に置かれている。
  • 4枚:種子保管室までにある装甲・気密扉の数。電子キーがなければ開けることはできない。
  • 12品目:人類の食生活を構成する主要農産物の数。それぞれ数万、数十万の種がある。
  • 130メートル:施設が位置する海抜。地球温暖化の影響でグリーンランドや北極の氷床が解けたとしても、水没することはない。
  • 1400か所:世界中にある種子バンクの数。たった1種の種子を守るところもあれば、50万種以上を保管するところもある。
  • 2万年:ソルガムの種子が施設内で発芽能力を保てる年数。ヒマワリの種は55年。
  • 20万種:現存するコメと小麦の種の数。
  • 26万8000種:開設日に収められた種子の種類。
  • 450万種:施設に収蔵できる種子の種類。これは現存するとみられている種の2倍に相当。
  • 600万ユーロ(約9億6000万円):施設の建設費。すべてノルウェー政府が負担。
  • 20億個:施設に最終的に収蔵されうる種子の数。それぞれの種が数百個ずつ保管される。
◇◇◇

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ちなみに現代の"ノアの末裔”さんとは、か・の、"ビル・ゲイツ"である。

御一族のメンバーも、ロックだバフェットだソロスだ〜と、みなさんお馴染みの冠たる世界の大富豪がズラァ〜リ。

しかもノルウエー政府の最初の目的の、〜"気候変動や絶滅の危機の備えのための種子の保存"〜のはずが、やれ遺伝子組み換えだ〜特許だ〜と、ご一族さま方のいろんな思惑がからんできて、おっとぉ、なんだか商売っ気たっぷりのあらぬ方向へ、、、。

"ターミネーター"?
"何、それ?"
"一回こっきりの収穫しかできない種子って、、?種無し?不妊症??"
"遺伝子操作は、種から生殖・自己増殖の権利を奪うこともできるらしい。"

〜"地球のいのちを守る"〜とは、あらら、生物の種子(=遺伝子)を独占保管するってこと?

なぁ〜んだ、『ノアの方舟』とは、とどのつまり、単なる『世界生物遺伝子銀行』だったのか!

しかもよ、種子の販売窓口を一手に握ることによって、世界中の食物の供給すべてを支配することができるとなると、、、。

ちょっと待てよ。こ、これってなんだか、人類滅亡の危機に便乗した〜火事場の種子泥棒のような、、、??

い、いや、それだけではない!
地球と人類の未来に責任を担われる〜"善意の結晶"〜悪の帝国MS社のビル・ゲイツさまですもの。全ての生物から自己再生機能を奪う、つまり、種からの収穫は一回こっきり限定仕様の、石女か無花果のよう。パソコンのOSと同様、インフラを制するものが全てを制すーって、ばっちり、種子にもライセンスとかシリアルNO付き♡

人類の生存を決する究極のインフラが水と食糧と空気のライフラインならば、生物の種子(遺伝子)を独占するとは、まさしく、人類の粛清権をも掌中に治める"神"の領域へと一躍跳入〜!!

ややっ!!まさしく緊急を要する人類最大の難問

〜人口問題〜

をも一気に解決なさるおつもりかー?!?

以下、長文だけど浜田和幸氏の記事を転載ー

ビル・ゲイツが進める現代版「ノアの方舟建設計画」とは
 2009年06月06日 MONEYzine 浜田 和幸

2009年5月5日、ニューヨークはマンハッタンにあるロックフェラー大学の学長でノーベル化学賞の受賞者ポール・ナース博士の邸宅に世界の大富豪とヘッジファンドの帝王たちが集まった...

主な顔触れはデービッド・ロックフェラーJr、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、マイケル・ブルムバーグ、テッド・ターナー、オプラ・ウィンフレーと言った超豪華メンバー。この集まりを呼び掛けた人物はパソコンソフトの標準化を通じて寡占状態を築き上げ、個人資産5兆円を超すビル・ゲイツ... 。

Noah

「北極種子貯蔵庫」に巨額の資金を提供したゲイツ氏

この計画は2007年から本格的に始まった。人類がこれまで手に入れてきたあらゆる農業遺産を保護することを目的としている。
あらゆる国の農業で不可欠の役割を果たしてきた種子を未来のために保存するということである。見方を変えれば、生き残れる人類とそうでない人類を区別することもできる。

この計画を推進してきたのは、ノルウェー政府であるが、資金面で協力してきたのがビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金。この慈善事業団体を通じて、毎年15億ドルを使わなくてはならないゲイツ氏はこれまでエイズの撲滅やがんの治療ワクチンの開発等に潤沢な資金を提供してきた。

その彼が、2007年、ノルウェーのスピッツベルゲン島に建設された「あらゆる危機に耐えうるように設計された終末の日に備える北極種子貯蔵庫」に巨額の資金を提供していることはほとんど知られていない。ゲイツのお陰で、この貯蔵庫は2008年2月26日に正式オープンを迎えた。

核戦争が勃発したり、地球温暖化の影響で種子が絶滅したような場合でも、未来の人類がこれらの種子を再生できるように保存するのが目的だという。しかし、この種子の提供を受けなければ将来は食糧を手に入れることはできなくなってしまう可能性は高い。

しかも、ゲイツ基金の他にロックフェラー財団、モンサント、シンジェンタ財団、CGIAR(国際農業調査コンサルグループ)なども、未来の作物の多様性を確保するため300万種類の植物の種子を世界から集めて保管し始めたのである。ちなみに、シンジェンタはスイスに本拠を構える遺伝子組換え作物用の種子メーカー。CGIARはロックフェラー財団とフォード財団が資金提供を行っている組織。

この計画に共同提案者として協力しているグローバル・クロック・ダイバーシティー・トラスト(GCDT:世界生物多様性信託基金)のカーリー・パウラー博士によれば、「我々は毎日のように作物生物の多様性を失いつつある。将来の農業のため、そして気候変動や伝染病などの危機から人類を守るため、あらゆる環境に適用する種子を保存する必要がある。いわば、あらゆる危機に生き残る種子を集めたフエール・セーフの金庫が必要だ」。

このGCDTは国連食糧機構(FAO)とCGIARによって設立された。

この会長はフランスの水企業スエズの経営諮問委員会に籍を置くマーガレット・カールソンである。

種子を押さえることで食糧生産をコントロール

これら遺伝子組換え作物の特許を所有する多国籍企業にとっては「ターミネーター」と呼ばれる技術特許が富を生む源泉となっている。要は、この技術を組み込まれた種子を捲いて育てても、できた種子は発芽しないように遺伝子を操作されているのである。

 言い換えれば、どのような状況においても一度この種子を導入した農家は必ず翌年も新たな種子を買わなければならないのである。いわば種子を押さえることで食糧生産をコントロールできるようになるわけだ。

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緑の革命を推進してきたロックフェラー財団やターミネーターを開発し、世界に普及させようとしている巨大なアグリビジネス、そしてマイクロソフトを通じて独占ビジネスに経験と知識を持つゲイツが世界の終わりの日に向けて手を結び、世界中から植物や作物の種子を収集している狙いは明らかだ。

この種子貯蔵庫が建設されたスピッツベルゲン島のスエルバードという場所は北極点から1100キロメートル離れた場所に位置している。周りに人は一人も住んでおらず、まさに氷に閉ざされた場所であり、種子の保存には最適の自然環境かもしれない。とはいえ、この地下130メートルの収蔵庫は鋼鉄で補強された厚み1メートルのコンクリート製の壁で覆われ、核攻撃にも耐えうるといわれるほどの堅固なつくりとなっている。

スピッツベルゲン島自体が永久凍土の一部を形成しており、マイナス18度が最適と言われている種子の保存にとっては理想的な環境といえるだろう。しかも、この一帯は地震の恐れがまったくないという。

この地下貯蔵庫に集められた多くの種子は数千年の保存期間が保障されている。大麦の場合は2000年、小麦で1700年、モロコシでは2万年もの長期保存が可能といわれる。現在は300万種類の種子が保存されているが、今後さらに保存対象の種子を増やす計画のようだ。

実はこのような植物や動物の種を保存するための種子貯蔵庫は世界各地に作られている。その数1400。にもかかわらず、既存の種子貯蔵庫を遙かに上回る規模でノルウェー政府がこのような巨大な地下貯蔵庫を建設した理由は何であろうか。

意外に思われるかも知れないが、各地に作られた種子貯蔵庫は最近の経済金融危機の影響を受け、管理維持が難しくなりつつあるという。

将来の宝の山が失われつつある現状

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イギリスにあるミレニアム種子貯蔵プロジェクトでは30万種類の植物種子を保存することで、将来の生物多様性を維持し、食糧や医薬品の開発に貢献しようとしている。当初の目的では2010年までに世界中に存在する種子の10%を収集することになっていた。

必要な費用はイギリスの宝くじ販売からの収益金と企業からの寄付金でまかなう構想であった。しかし、宝くじの収益は経済危機の影響で落ち込む一方となり、加えて2012年のロンドン・オリンピックのためにも宝くじの収益金が欠かせないという状況が生まれ、このイギリスの種子貯蔵計画は空中分解一歩手前となってしまった。

あらゆる種類の種子を集めることは将来の人類の生存にとって、欠かせない作業と言えるだろう。なぜなら、ほんの30年前には「カサランサス」というマダガスカル・ペリーウィンクルという名前でも知られる植物にがんの治療薬に欠かせない成分が含まれていることは知られていなかった。昨今の新型インフルエンザの発生を見ても、予防薬や治療薬を開発するために同様なケースが容易に想像できるだろう。

現在世界各地で森林の伐採や干ばつの進行によって、多くの自然の生物や植物が地上から姿を消し始めている。世界には1400か所ほどの種子貯蔵施設があるが、それらすべてを集めても地球上の植物多様性の中のほんの0.6%の種子を保存できているにすぎない。未だ人類が理解していない将来の宝の山が失われつつあるという現状がある。それこそビル・ゲイツやモンサントなどが大きな関心を寄せている背景に違いない。

人類の将来の食糧危機や健康維持に必要な素材を確保する。
また、同時にこれまで緑の革命の中で人工的に自然破壊が行われてきた過去の経緯を闇に葬ることも可能になるだろう。

モンサントをはじめ、デュポン、ダウ・ケミカルといったアグリビジネスがこれまで開発提供してきたデカブやパイオニア・ハイブレッドなど遺伝子組み換え作物のトレーサビリティーが効かないようにすることも、あらゆる種子をコントロールすることで可能になるだろう。

こうした人類の未来を左右することになりかねない種子の保存や選別といった極秘ビジネスが2007年から始まったことに我々は無関心でいるわけにはいかない。
人間のありかたすらも影響を与えかねない。

現在、種子の製造会社としてはモンサント、デュポン、シンジェンタそしてダウ・ケミカルが世界の市場をほぼ独占しており、遺伝子組換え作物に関する特許もほとんど彼らが押さえてしまっている。

米国はアフリカ大陸を遺伝子組換え作物の実験場に

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2007年、モンサントはアメリカ政府と共同でターミネーターと呼ばれる種子の特許を世界的に押えることに成功した。

このターミネーターに関する特許を押さえたことでモンサントはかつて人類の歴史上ないことなのだが、一民間企業が農業生産すなわち食物の確保に決定的な支配力を持つことになったと言えるだろう。

世界中の農民たちは毎年モンサントをはじめ巨大アグリビジネスが提供する種子を買わざるを得ない

特に米、大豆、トウモロコシ、小麦、といった主要作物に関してはあまりにも影響が大きくなりそうだ。
2007年にそのような特許が成立したことを受け、今後10年あるいは20年以内に確実に世界の食糧生産者の大多数はこれら4社が提供する種子が手に入らなければ、農業生産ができないという状況に追い込まれるだろう。

そのような長期的な食糧独占計画をアメリカ政府は国際開発庁が中心となりモンサントらとともに進めているのである。
これほど強力な外交交渉における武器もないだろう。
アメリカの政策に反対するような国に対しては食糧生産に欠かせない種子の提供を拒むということもありうるからだ。

すでにアメリカ政府はアフリカ大陸における遺伝子組換え農業の推進に着手している。
モンサントが開発した遺伝子組換え種子をアフリカ各地で実験的に栽培する動きを支援し始めた。

南アフリカでは遺伝子組換え作物の導入が法律を改正して認められるようになった。また、ブルキナ・ファソでも実験的な遺伝子組換え作物の導入が始まり、ガーナでも同様の動きが見られるようになっている。

要はアメリカの新たな国家戦略としてアフリカ大陸をアメリカ製の遺伝子組換え作物の実験場にしようとしているわけである。

その背後にはビル・ゲイツやヘッジファンドの帝王たちの新たな野望が見え隠れする。彼らの隠されたビジネス戦略については、筆者の最新刊『食糧争奪戦争』(学研新書)で詳しく取り上げた。ご関心の向きには是非ご一読をお勧めしたい。世界の自然環境と食糧ビジネスは新たなマネーの流入で大きく変貌しようと... <<

◇◇◇

R

今年の秋に開催されるという「生物多様性会議」とやら、どんな取り決めがなされるんだろう?

現革命政権のバラマキ政策のひとつ”農家への個別保障制度”は、日本のお百姓さんたちをどの方向に向かわせるのだろう?

農業ほど土地と直接結ばれている産業はない。
土地は国土そのものー。農家は存在にして防人だったりする。
ご当地特有の気候や土壌に適した作物は、広くは国や民族の文化や慣習と密接に関係している。土着ー定住という意味で、領域を持つ国民国家としての礎をなし、流動性のある他の産業の労働者とは対極にある。

しかし、作物の全種子が独占企業によって一元管理されたらー?
その種子がお米や小麦とか、民族や共同体の主食をなすものだったらー?

最早、お百姓さんは土地と切り離され、作物の種子との絆の方が優先されるようになる。農家は領域を持つ国家の統治下に位置するのではなく、民間の独占企業によって間接支配、、、。

すでに全世界の非農業者や金融、行政機関がIT化によって、ビルゲイツらMS社によって管理下に置かれているように、究極の農業のグローバリゼーション!

酪農家の牛豚鳥が繁殖しなくなったらー?
魚がすべて養殖化されたらー?(鯨は無理だろうなぁ、、)
ペットの犬猫が既に去勢済みだったらー?
精子バンク、卵子バンク、人間の生殖さえライセンス制になったら?

すべての種がバースコントロール可能となったら‥?

むむむ、、なんか色々想像してたら、なんともおぞましくもエゲつない未来図が、、。そりゃぁもう、今とは全く異なる『人間圏』を地球に出現させ、国家の概念を全く違うものに変容させることとなるだろう。

◇◇◇

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ー話をふり出しに戻そう、ポポの演説。

そもそも"神の粛清"(=ノアの大洪水)とは、罪深き人類への仕打ちであった。
人類の罪はあれこれあれど、ポポが指摘した"ガンジーの七つの社会的大罪を人類の罪業とするなら、その逆を為すものこそ、現代の"ノア"ではないのか、、、?

つまりー

  • 理念ある政治
  • 労働ある富
  • 良心ある快楽
  • 人格ある教育
  • 道徳ある商業
  • 人間性ある科学
  • 犠牲ある宗教

しかし悲しいかな。
現在、罪深き指導者の「理念なき」ー現革命政権の政治によって、日本国民は神の粛清対象の淵へと、突き落とされようとしているのだ。

日本人の大半はまだまだ善良で働き者、勤勉かつ正直者だ。朧げながらも神を畏敬し、献身的かつ信心深いこの日本人。そんな卑下して懺悔を強要されるような罪深き民族であったのかー?

環境保護においても、日本はトップクラスの先進国。
自然との対峙を避ける循環型生活の有り様は、神道や仏教という精神的バックボーンに支えられ技術革新し、しかもその精神性ゆえ、寛容で多様性を受容するにも長けている。

正倉院には自国の宝のみならず、太古からの外国との交流の証しである宝物もズラリ。今は亡きトツクニの精髄ともいうべき、はるかシルクロードの西域の古代文化の種子さえも、ずっと暖め保存しているではないか。

Shosoin

いや、保存、保管だけではない。

他国の文化を受容しオリジナルにまで昇華し変容させる術は、まるで文化の遺伝子組み換え操作のごとき芸術!多様性に満ち絢爛さを宿しながら、日本のそこらに新たな果実を結ばせている。

我らは単民族でありながらも、最高にハイブリッドな果実を均質に享受してきたのだ。

しかも皇紀2600年以上にわたり天皇を中心とする文化的共同体として、世界で最古の歴史を持つ国家としても、伝統と進歩革新の両輪で、実はヒト知れず悠久の昔から、シルクロード東端のターミナル駅として地球に対して「ノアの方舟」の役割を果たしてきたのが

「日本ではないのかーーーーー?!」

ーとさえ密かに思うのである。

◇◇◇

Avata
ところで「ノアの方舟」とは神の裁きを前提として準備されたもの。しかし、日本には、止むにやまれぬ間引きや姥捨て山の慣習はあったとしても根底は「いのちは授かりもの」ーが基本。東洋や日本の仏神は決して、人類を聖絶や粛清の恐怖で支配するような存在ではない。だから、我らには「終末思想」も「ハルマゲドン」も「最後の審判」もなければ、「選民思想」も「サルベーション」もなければ「アセンション」もない。

DOOMS DAY(=終末)に備えた「ノアの方舟」なんぞ、そもそも必要ないのだ。

あるのはただ神仏に対する「畏敬と感謝の念」であり、「不思議なご縁」であり、「おかげさまで」や、「ありがたい、申し訳ない」であり、犬猫や蜘蛛にさえ、縁故の生まれ変わりかも〜?と手を合わせ、すべての命が、重層的につらなる縁で結ばれていると信じている。

ー「いのちを守る」ではなく、「いのちを慈しむ」
ー「いのちを慈しむ」からこそ、「いのちを守り育(む)」んで来たのだ。

神道を基盤に仏教、儒教、景教をも受容し、独特の精神文化を高めては、さらに積極的に近代西洋思想も受け入れた。

そうやって日本列島は悠久の昔から、ユーラシアの極東のターミナルにて、「東西文化の種子の揺籃」として富士の麓に抱かれながら、時を待ち停泊していたのではないのかー?

◇◇◇

ならば今、日本にこそ求められるは船出である。

"ノアの末裔"さんたちの「終末思想」が世界を席巻する前に。
ゾーン化された地球の「人間圏」などというゲットーに人類が、他の家畜とともにNOづけされ収容される前に。

画像
Noahs_ark

終末思想を一掃する思想でもって、
いや、それさえも抱擁する新たなる種子を携えて。

日本の精神性と技術という武器を携え、世界を恐怖から解き放ち更なる発展へと導くー"救世主たらん"と勇気をもって名乗りをあげる時ではないのかー?

ーすでに種は我がうちにある!
ーすでに蒔かれているのだ!

今度は極東の日本を始点として、西へと世界に解き放たんとすー。

一国平和繁栄主義で、バラマキやって引きこもりしてる場合じゃないよ。
ましてや"ノアのご一族"さまらの眷属として、片棒担ごうなんて、愚の骨頂!!

それが「理念ある政治」、
真なる「地球益」っつーもんではなかろかね?ポポたん。

* 富士山と桜

E10001_2

湖面に映った富士山は何故か別物の形をしてる。
日猶同祖論者の中にはシナイ山説を唱える人もいるが、これはどう見たってね。。。

シルクロードの東西両端が鏡像のように再び結ばれるーなんて想像逞しくしてる。トルコのイスタンプールはビザンツ帝国の都、東ローマ教会の総本山がアヤ・ソフィア。十字軍も東ローマの財宝と経典がお目当てだったとか。
そこには西では異端とされたグノーシス的な外典の宝庫だったりして、西よりもずっと豊かで科学も進んでいた。

しかし、イスラムよりキリスト教よりもずっと太古のノアの時代にも
シルクロードを経て民族の移動があったとしても不思議ではない‥‥。
そもそもトルコ人の先祖はモンゴル辺りを始点に混血しながら
西へ向かった民族とかー。同じイスラムでもアラブ〜ペルシアとは出自が違うとも言っていた。




*その他参考記事
農業全体の支配をもくろむ多国籍企業
 2007/12/16
将来に向けてのセーフガードとして農作物の多様性を急速冷凍
 2008/02/17

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コメント

I had got a dream to begin my firm, but I didn't earn enough of cash to do it. Thank heaven my dude proposed to utilize the home loans. Hence I took the financial loan and realized my dream.

投稿: HuffHALLIE23 | 2010年2月27日 (土) 13時38分

うっ、、ウ〜さま、どうなされましたか???

画像、、そんなに重かったでござるか。。。

投稿: 紅りんご | 2010年3月 6日 (土) 23時13分

う〜サマにパクられるのなら、幸せでござる。

しかし、随分、かわいらしくなられましたな〜。。。(^^)/

投稿: 紅りんご | 2010年3月 7日 (日) 23時24分

アメリカはとうに基軸通貨としてのドルと、オイル利権には
見切りをつけていると聞いております。

その後代わるのが”パテント”という特許、知的所有権の独占で
あるとの読みをしております。
これぞ究極の、情報インフラの独占でしょうね。

投稿: 紅りんご | 2010年3月 7日 (日) 23時27分

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