« 2011年1月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年2月

2011年2月17日 (木)

パンと LIBERTY (1)

『エジプト革命』だと、。

 「ジャスミン革命」- 花の名を冠した穏やかなチュニジアの政変が、一転、怒りの炎に転じた。長期にわたる独裁政権の移譲を求め、一気にエジプト〜中東周辺に類焼し始めたのだ。
民主化と自由を求めた大衆の叫びか、それとも、失業、食料価格の暴騰に耐えきれずの蜂起か?
 
 とにもかくにも、タハリール・スクエアに集った数十万単位の民衆の姿は圧巻! 連日連夜の群衆の抗議は、20世紀後半のベルリンの壁崩壊〜天安門事件にも匹敵するような、きっと歴史的絵巻のひとつとして語り継がれるのだろう。

▼ 画像:BBC NEWS

Egypt0

ムバラク氏が辞任、軍が全権掌握

 2011.2.12 01:08 - 産経

【カイロ=大内清】
 エジプトのスレイマン副大統領は11日テレビ演説を行い、同国を約30年にわたって統治してきたムバラク大統領が辞任したと発表した。これに伴い、軍の最高幹部会議が全権を掌握する。発表に先立ち、AP通信など複数のメディアは、ムバラク大統領が首都のカイロを出て、東部シナイ半島の保養地、シャルムエルシェイクに滞在していると報じた。チュニジアで1月に起きた民衆蜂起による政変がエジプトにも飛び火、同月25日から各地でムバラク氏の退陣を求める大規模な反政府デモが続いていた。ムバラク氏は次の大統領選への不出馬を表明する一方、即時退陣は拒否していたが、辞任圧力に抗しきれなかった格好だ。

Mds11021201100000n1
 移行体制は軍部やスレイマン副大統領を中心に協議が行われる見通し。地域大国エジプトの政権崩壊は他のアラブ諸国にも大きな影響を与えそうだ。

 政府当局は1月28日以降、カイロなど主要都市に夜間外出禁止令を出し、インターネットなどを一時遮断してデモを押さえ込もうとしたが、階層や世代を超えて団結した「反ムバラク」のうねりは止まることなく拡大していった。

 28日には各地で金曜礼拝後の大規模デモが発生。ムバラク氏は翌29日のテレビ演説で全閣僚更迭とスレイマン総合情報庁長官の副大統領任命を発表したが、2月1日に全土で100万人規模のデモが起きたのを受け、今期限りでの退任を表明した。
しかしデモ隊側は4日を「追放の金曜日」として、改めて即時退陣を要求。「盟友関係」の米国もムバラク氏退陣を視野に「秩序だった移行」を支持する姿勢を打ち出していた。

 ムバラク大統領は10日深夜のテレビ演説で、スレイマン副大統領に大統領権限を移譲する考えを示す一方、即時辞任を改めて否定していた。デモ隊の要求に一定の理解を示しつつも、自身に向けられた批判には「心が痛む」と語り、「死んで埋葬されるまでこの国にとどまる」と国外に出る考えがないことを強調していた。

 治安維持を担っている軍部は11日、声明を発表し、権限移譲などムバラク大統領の民主化努力を支持し、憲法改正後の自由で公正な大統領選挙実施を保証すると述べた。

 ムバラク氏の即時辞任を求めるデモ隊は10日の演説に反発をいっそう強め、「挑戦の金曜日」と銘打った11日のデモは全土で約100万人が参加、スレイマン副大統領の発表を受けてカイロのタハリール広場は地響きのような歓声に包まれた。

◇◇◇

 ムバラク大統領辞任報道により一見落着なるか、のお祭り騒ぎ。

 しかし、ポスト・ムバラクを巡る欧米各国の思惑を背景に、ムスリム同胞団の動向、シーア派かスンニ派のイスラム圏内での対立、やがてそれはヒズボラ、ハマスなど政治的過激色を帯びて混迷を増し、シナイ半島からパレスチナ和平問題へと直結するか、果ては < イスラエル vs イラン > の < キリスト教 vs イスラム教 > の文明の衝突に至るのか、、まだまだシナリオの行方は予断を許さなさそう。

 ところで、そもそも人は
何のために、拳を握りしめ声を上げるのだろうー?

▼ 画像* アエーシュ(丸パン、エジプトの主食)
20100426dd0phj000018000p_size6_2 今回のエジプトの反政府デモも、直接的なきっかけは財政悪化した政府による貧民層向けの政府給付パンの補助金カット(一種の生活保護)だったという。

 それまでにも貯まりに貯まった民衆の不満は、勿論あった。更に干ばつ・洪水など世界的異常気象による穀物価格の高騰が追い打ちをかけるように、世界的金融危機以降の国家の財政を直撃した。これが貧民層を生存の際に追いやり、怒りに奮い立たせたらしい。

 また一方で、長期政権のほころびか、ムバラク政権の強権独裁専制ぶりも俄かに世界中に暴露始めた。警察国家、秘密警察による思想、言論統制ー。それは今までの親米自由圏の豊かなエジプトのイメージとは余りにもかけ離れていて驚いた。

 かくして背に腹の " パン "を求めた反政府運動は、”自由と民主化 ”を標榜する正義の『革命』と姿を変えた。民衆は自らの手で勝利を勝ち取り、圧政から”解放 "された自由の民だと、欧米メディアが熱く興奮気味に伝えていたのは印象的でもあった。



* 参考
世界彩記 : アエーシュ(丸パン) エジプト・カイロ 毎日
エジプトでも独裁はもう続かない
 2011.11.30 : 日経
反政府デモ、アルジェリア・イエメンに飛び火
 2011.2.13 : 日経
アルジェリアで数千人デモ 400人以上拘束
 2011.2.13 : 産経
イスラエルとの平和条約順守=現内閣が当面存続-エジプト軍政
 2011.02.12 : 時事

◇◇◇

 それにしても、最初っからパンを求めて蜂起した民衆にしてはお行儀が良すぎたように見えた。チュニジアに続き、ネットによる呼びかけ・煽動(?)が裏の主役であることは確かなのだろうが、余りにも大衆が飼いならされているように見えたのだ。

 一時、治安維持が低下し、数百人の犠牲者を出すというムバラク支持派の挑発による反撃があった。ーが、アメリカがムバラクを見放した途端、アメリカに育成されたエジプト軍監視下での民衆の抗議行動には、想像を絶する規模の民が参加し、まるで計算尽くされたように" パン "から" 自由と民主化 "へとCHANGE、それは見事に指揮の行き届いた穏健な権限委譲となったのだ。

 熱狂と歓喜。

 まるで手品ショーを見てるかのようだった。3年前、やはりネットメディアを駆使し、世界を圧倒した本家アメリカ版のCHANGEを彷彿させる。とどめにオバマ氏お得意の歯の浮くような美辞と理想に富んだ演説が、これまた" 革命 "に最高の栄誉を添えたのだから。

  ◎ オバマ米大統領、自由切望するエジプトで「歴史が刻まれた」と 声明全文翻訳

 2011.2.12: gooニュース

大統領退陣を求める市民の声が18日間にわたり高まり続けたエジプトで11日、スレイマン副大統領がムバラク大統領の辞任を発表したのを受けて、オバマ米大統領は「自由を切望」したエジプト市民の行動を称え、「エジプトは二度と元のようにはならない」と声明を読み上げた。
 
 1月25日に各地で始まった退陣要求運動を受けてオバマ政権は当初、漸次的・段階的な政権移行を支持したものの、ムバラク派による市民やメディアの殺害・弾圧が相次いだ後は、ムバラク大統領の早期辞任を言外に促していた。エジプトはイスラエルと隣接し、スエズ運河を抱え、北アフリカ・中東における地政学上の要と言えるだけに、歴代の米政権はムバラク政権を長年にわたり重要な同盟国として支援してきた。

Amr11021110550003p1

 「皆さん、こんにちは。歴史が刻まれていく様を目にするのは、人生においてとても機会の少ない、得難い特権です。これはそういう瞬間です。これはそういう時です。エジプトの人たちは意思を示しました。人々の声は届きました。そしてエジプトは二度と元のようにはならない。

 退陣によってムバラク大統領は、変化を求めるエジプトの人たちの渇望に応えました。しかしエジプトの移行はこれで終わりではありません。これは始まりです。これから先、困難な日々が続くことでしょう。答えの出ていない問題もたくさんあります。けれども、エジプトの人たちは答えを見つけるはずだと私は確信しています。エジプトの人たちは平和的に建設的に、この数週間を貫いてきた団結の精神で、答えを見つけるはずだと。なぜならエジプトの人たちは、真の民主主義以外のなにものをも認めないと、はっきり意思表示してきたからです。

 軍はこれまでも国を守るものとして愛国心と責任感をもって尽くしてきました。軍は今後も、エジプトの人たちが見て納得のいく政権移行を、保障しなくてはなりません。それはすなわち、エジプト市民の権利を守り、国家非常事態法を撤廃し、変化を不可逆なものにするため憲法やその他の法律を改正し、そして公正で自由な選挙への明確な道筋を示すことを意味します。何よりも、この政権移行にはエジプトのあらゆる声が参加しなくてはなりません。なぜならエジプトの人たちがこれまで示してきた、平和的抗議と不撓不屈の精神こそ、政権移行を後押しする強力な風となり得るからです。

 アメリカは今後もエジプトの友人でありパートナーであり続けます。信頼できる民主主義への移行を実現するため、私たちは必要な支援を、求められれば、何でも提供する用意があります。それに加えて、エジプトの若者たちがこの数日の間に示した気転や創意工夫や起業家精神を使えば、この若い世代の素晴らしい可能性を羽ばたかせるだけの、仕事やビジネスといった新しい機会を作り出せるだろうと、私は確信しています。そして民主的なエジプトは、周辺地域だけでなく世界各地において、責任あるリーダーとしての役割を推進していくことでしょう。

Egypt1

 エジプトは6000年以上にわたり、人類の歴史において決定的な役割を担ってきました。しかしこの数週間、エジプトの人たちが普遍的な権利を求めるに伴い、歴史の歯車はめまぐるしい勢いで回転しました。

 本当の自由とはこういう姿なのかもしれないと子供たちに見せるため、お母さんたちやお父さんたちが子供たちを肩に担いでいる姿を私たちは見ました。

 『生まれて初めて、自分がいることに意味がある。自分の声が意味をもつ。自分はたったひとりだけど、これが本当の民主主義の形だ』と言う若いエジプト人を、私たちは見ました。

 『セルミヤ、セルミヤ』、私たちは平和的だと、何度も何度も合唱する市民の姿を、私たちは見ました。

 守ると誓った市民に向かって銃弾を撃たない軍隊の姿を、私たちは見ました。

 傷ついた人たちを助けるために街中に飛びこんでいく医師や看護師たちの姿を、私たちは見ました。抗議する市民が武装していないことをひとりひとり確認するボランティアたちの姿を、私たちは見ました。

 信仰する人々が共に祈り、『ムスリムとクリスチャン、私たちはひとつだ』と唱える姿を、私たちは見ました。信仰と信仰の間の軋みは未だに多すぎるほど世界の多くを隔てているし、たった一つの出来事がその溝をただちに埋めることがないことも承知しています。けれどもこうした光景を目にすると、改めて思いを新たにします。互いの違いが私たちの全てではないのだと。私たちは人間性を共有している。その共通点をよりどころに自分たちを語ることができるのです。

 そして何よりも、新しい世代が台頭するのを私たちは見ました。この世代は、自分たちの創意工夫と才能とテクノロジーを駆使して、自分たちの恐怖ではなく自分たちの希望を代表する政府を要求したのです。自分たちの無限の志に応えてくれる、そんな政府を求めたのです。1人のエジプト人がこう簡潔に言いました。ほとんどの人はこの数日で気づいた。自分には価値があるのだと。その価値は、二度と決して奪われることがないのだと。

Egypt5

 これが人間の尊厳というものの力です。決して否定されることのない力です。エジプトの人たちの姿に、私たちは感動し、奮い立った。エジプトの人たちは、正義は暴力で勝ち取るのが一番だなどという考えの嘘を暴いてくれて、私たちを奮い立たせてくれたのです。なぜならエジプトでは非暴力による道義の力こそが、テロでもなければ無意味な殺戮でもなく、非暴力の道義の力が、歴史の流れを改めて正義へと向かわせたのですから。

 私たちが触れた光景や音はどれもすべてエジプトのものでしたが、こだまして響く歴史の音を思わないわけにはいきません。壁を打ち砕くドイツの人たちからの響き、街中にあふれたインドネシアの学生たち、そして正義の道へ人々を導くガンジーからの響き。

 自分の国をより良いものにしようとしていたマーティン・ルーサー・キングは、ガーナの新国家誕生を祝ってこう言いました。『魂には、自由を切望して声を上げるなにかがある』と。タハリール広場から響いたのは、まさにその声でした。そして世界中がその声を受け止めた。

 今日のこの日は、エジプトの人たちのものです。アメリカの私たちはカイロやエジプト各地の光景に感動しました。私たちがアメリカ人である所以(ゆえん)、自分たちの子供たちにはどういう世界で育ってほしいと思っているか。そこにエジプトの光景は訴えかけてきたからです。

 『タハリール』という言葉は、解放を意味します。私たちの魂の中で自由を切望するなにものかに、訴えかける言葉です。今後いつまでも、エジプトの人たちを思い出す言葉となるでしょう。人々が何をしたか、何のために動いたか、いかにして自分たちの国を変えたか、そしてその結果いかに世界を変えたか、思い出す言葉となるでしょう。

 ありがとうございます」

◇◇◇
『生まれて初めて、自分がいることに意味がある。
自分の声が意味をもつ。
自分はたったひとりだけど、これが本当の民主主義の形だ』
『魂には、自由を切望して声を上げるなにかがある』

ー 自由。
ー 正義。
ー 個の尊厳と民主化。

 これらの言葉が、いづれも誰も否定することのできない普遍的な価値を持つことは確かだ。しかし、立ち止まってそれらの意味をじっくり噛み締めるなら、これほど難しい言葉もないだろう。

 何故なら、個が自らの自由を最高度に発揮し、個の存在が意味を持つ民主化された社会とやらに参加し、且つ、その社会において正義を規定するには、人間存在が絶対的に善であるという前提(性善説)と、それらから成る共同体・社会・国家が絶対的な善を希求するものであるという前提が必要であるからだ。

 そして、永く世界の警察役をしてきた米国に正義が宿り絶対的善であるとは、到底、肯定し難いことは、過去の歴史の横暴な外交政策を見るまでもなく、既に誰もが感じていることでもある。

 では、エジプトで起こった革命が、本当に『自由と民主化』を求めた魂の叫びなのか、また、『パン』を求めただけの百姓一揆の類いなのか?

『民主化ドミノ』...?

 その本質は今後、中東一帯に広がり描かれる様々な波紋により、いずれ明らかになっていくのだろう。

20110213_w2t2129_3

エジプト民主化は、イスラエル消滅の危機・・・
「セルフ・ヘルプと愛国心」ポイント速報

 2011.02.13 : The Liberty Web

>> (エジプト民主化について)

 時代が混沌化していくのを感じている。エジプトに対しては、イスラエルがアラブの国から攻撃を受けないようにアメリカがテコ入れしていた。オバマ大統領は「民衆の革命」に拍手していたので、国際政治を勉強したのか心配になっている。

 今回、ムバラク大統領をあっさり見放してしまった。
オバマ大統領が次々と親アメリカの国に見放され、あるいは(アメリカが)見放している状況が続いている。日本の沖縄でも相当起きている。アメリカの地球レベルでの「警察官」としての統治能力が衰退に入っている。

 イスラエルの消滅の危機が出てきた。
イランが核武装を進めているが、エジプトで親アメリカの政権が倒れたということなら、イスラム教国でイスラエルを囲む「包囲殲滅戦」の可能性が高まった。イスラエルとの最終戦争が起きる可能性が高まったと見ている。オバマ大統領は分析が甘い。アメリカ自体の衰退傾向の認識も甘いという印象を受けている。 .... << 続き

◇◇◇

翻って日本では、未だ治まる気配の無い霧島連山の新燃岳が、連日の気焔を吐いている。

 霧島連山は、かの天孫ニニギノさまが高天原から高千穂に降臨され九州一帯を拓かれ、また最期に神上がりされた聖なる山。(ヲシテに依れば)云わば、舞台が近畿地方から筑紫への移行期の要となる地でもあるからして、昨今の批判にも値しない瀕死の政治情勢を一瞥すれば、暗示するものは余りにも大きい。

 外交、国防、税制、経済、教育、国家の根幹を為すはずの柱が溶岩のようにメルトダウンし、世界第二位のGDPの経済大国の自負を支那にくじかれ、日本はこのまま中華圏に飲み込まれてしまいそうな勢いである。

 昨年より全国的に現政権への数千人単位の抗議デモは見られた。しかし、まだまだまだまだ、政権を転覆させるには、飢えが足りず、怒りも足らず、迫力不足である感は否めない。
しかも件の独裁国家と比較すれば、日本には自由もあるし民主主義も根付いているし、、ーと書いてるうちに、鈍い頭痛を覚えてくる。

ハテ・・・。

ーそれでは日本人がもし立ち上がるとしたら、
 それは何のためなんだろう・・・?

 パンではなかろう。若者の貧困化うんぬんは話題にはなるが、他国のそれとは比較にならないし、また、中東諸国のような民主化でもなかろう。政治的参加は終戦直後に米国より、とっ、、、くに与えられ、解放済みだし。
飢えない程度にパンを与えられ、テロが起きないほどに格差は押さえられ、棄権するも自由の選挙権が与えられている現状で、そう、それでももし、立ち上がるとしたら・・・?

ー天皇のため? 
ー先祖のため? 
ー民族のため? 
ー祖国のため?

〜魂には、自由を切望して声を上げ・・・〜

さてさて、新燃岳の怒りのマグマは、何をか云わん。。。?

探ってみよう。
まさしく、幸福実現党が立党したのもその辺りに理由があったのだから。

5b4fdc02s

(vol.2に続く)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年2月12日 (土)

紀元節: 皇紀2671年『国難突破!』

 悲願の憲法改正がスムーズにいかぬなら、憲法の前文解釈の変更を。
平和とは9条念仏を唱えることではなく、作るもの。

「憲法9条では、もう日本を守れない!」
「平和を脅かす国には、憲法9条を適用すべきではない!」

 支那〜北朝鮮と風雲急を告げる周辺事態の変化に対応すべく、幸福実現党はこう提言し、2011年2月11日、小雪ちらつく建国記念日のこの佳き日に全国一斉街宣活動を開始しました。5月3日、憲法記念日まで続きます。

20110211_sankei2

◇◇◇

「『この国を守り抜け』国難突破運動」について

平成22年2月10日

 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件など、現在の日本を取り巻く東アジア情勢は大変緊迫しており、戦力の保持や交戦権を否認する憲法9条では、もはや日本の平和は守れない状況に至っています。

 こうした国難の到来を見据え、幸福実現党は、立党以来、一貫して国民の生命・安全・財産を守るべく、憲法改正を主張してまいりました。しかし、尖閣事件をはじめ、中国の軍備拡張、北朝鮮の核武装等、国難は眼前に迫っており、もはや憲法改正を待っていてはこの国を守り抜くことはできません。

 幸福実現党は、この国を守り抜くべく、憲法9条の解釈を変更し、「平和を脅かす諸国には憲法9条を適用しない」ことを提言します。そして、政府に対し、平和を脅かす国家への「世界標準の自衛権の行使」を認め、抑止力を強化し、国民の生命・安全・財産を守り抜くことを要請します。

 そもそも、憲法の趣旨は「国民を守る」ことにあります。また、憲法には「憲法の変遷」という概念があり、これは自衛隊が「合憲」とされて来たように、憲法の規範内容と現状との間にずれが生じた場合、規範的意味を変更または修正し、憲法に柔軟性を持たせる考え方です。

 ゆえに、現状において憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という前提が崩れている以上、ここに述べた憲法9条の解釈変更は、「国民を守る」という憲法の立法趣旨に沿った正統な解釈変更であります。
今、菅直人首相や仙谷由人前官房長官に見られる戦後平和主義的発想のまま、憲法9条の解釈変更を断行しなければ「国民は座して死を待つのみ」です。

 こうした情勢を踏まえ、幸福実現党は「『この国を守り抜け』国難突破運動」として、2月11日(建国記念の日)から5月3日(憲法記念日)までの期間を中心に「中国や北朝鮮には憲法9条は適用されない」という言論・署名活動を展開します。

 その皮切りとして、明日2月11日の「建国記念の日」には、衆議院選挙区支部長を中心に「全国一斉街宣」を行います。皆様のご支援ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

幸福実現党 党首 ついき秀学

◇◇◇

◎ 『この国を守り抜け!国難突破』特設サイト

続きを読む "紀元節: 皇紀2671年『国難突破!』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年10月 »